帯をギュッとね!(4)

因縁の佐鳴高校と対戦するまでは、何が何でも負けられない浜高は、思いもよらぬ力を発揮。
試合を次々と勝ち進み、全員一年生の初出場校が、なんと準決勝に進出。
相手は佐鳴高校。
両校の必死の攻防のなか、ともに一勝三引き分けとなり、決勝進出をかけた代表戦にもつれこむ。
代表となった巧と石塚が、ついに激突!新生クラブの浜高柔道部が、春の高校柔道地区予選大会で、まさかの第3位に。
とはいうものの負けは負け。
そのくやしさを晴らすため、部員たちは珍しく特訓を開始。
夏の合宿を終え、秋の大会、絶対優勝を目指す浜高の前に、新たなライバルが……。
秋の柔道選手権大会・地区予選を目指し、県警の柔道師範・倉田の指導のもと、メキメキと腕を上げる浜名湖柔道部の5人。
その実力を試すため、無謀にも二段への昇段審査に挑戦。
が、意外や意外、杉、宮崎、三溝、斉藤と、いずれも文句なしの6人抜きで合格。
そして、巧は……!?二段への昇段試験で、ただ一人失敗した粉川巧は、初段のまま、秋の柔道選手権大会・地区予選に突入。
一回戦、こともあろうに対戦相手は、前大会で勝てなかった佐鳴高。
しかし、先鋒・巧がすさまじい活躍をみせる!秋の柔道選手権大会・地区予選に出場した浜名湖高校の5人。
一回戦では、巧の一人5人抜きの大快挙で圧勝。
つづく二、三回戦も勝ち抜き、ついに準決勝に進出。
相手は、巧の幼なじみ・堀内平八郎を擁する暁泉学園。
はたして勝ち残るのは、恐るべき破壊力を持つ暁泉か、チームワーク(?)を誇る浜高か!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60020424